コンテンツマーケティングのネタ出しに困った時の21の質問
コンテンツ・マーケティングのネタ出しに困ったときに使える21の質問を紹介します。
ブログに書くコンテンツのネタに困った事はありますか?
コンテンツマーケティングを実践するうえで、多くの担当者が頭を悩ませるのが「何を書けば良いのか分からない」といった問題です。
この記事ではコンテンツ・マーケティングのネタ出しに困ったときに使える21の質問を紹介します。
質問のカテゴリは「教育」「ストーリー」「インタビュー」「マーケット・リーディング」の4つに分かれているので、あなたが今必要としているコンテンツに合った質問を利用してみて下さい。
ブログやメルマガ、SNSなどの自社メディアで発信するコンテンツを作る上でとても役立つことでしょう。
トラフィックを集め、訪問者の興味を引いて、新しい見込客を獲得するために有効な質問です。
教育
コンテンツマーケティングを実践するうえで、一番最初にするべきなのはここで紹介する質問に答えることかもしれません。
この質問に対する回答はあなたの会社のコンテンツ・マーケティングの土台となるものです。
これらの質問に答えることはSEOを行う上で重要なキーワードを選ぶことにも繋がります。
多くの人は役に立つ実践的なコンテンツを求めていますし、「素晴らしい」と感じたコンテンツはSNSなどでシェアされて新たなトラフィックを獲得することにも繋がりますね。
自社の商品を購入する前に見込み客が知っておくべきことはなんだろう?
この質問に対する答えをリスト化しておきましょう。
ブログやメールマガジンのタイトルに使うこともできますし、マーケティングキャンペーンの中で見込み客に伝えるメッセージとしても活用できます。
見込客に対してのベストなアドバイスは?
彼らが求めているものを手に入れるためにはどうするのが最も良い方法だろうか?
この質問の回答もブログのタイトルなどで活用できます。
例えば「◯◯を行うためのオススメの方法」などです。
見込客から受ける最も多い質問はなんだろうか?
この回答は2タイプ用意するとよいでしょう。
短いものを自社サイトのFAQに利用できます。
長いものはブログ記事などのコンテンツとして活用できます。
見込客が本当はすべき質問なのに、彼らがしないことはあるだろうか?
見込客はあなたの商品を購入する前に色々な悩みを抱えています。
この回答は彼らが気づいていなかった視点について、大きな気づきを与えることのできるアドバイスになるでしょう。
例えば「◯◯をする前に知っておくべき◯つの事」などです。
素晴らしい気づきを与えることができれば、それをシェアする読者もでてくるでしょう。
あなたの助け無しに彼らは問題を解決することはできるだろうか?
もしできるなら、どうすればよいだろうか?
もし見込み客が自分自身で問題を解決する方法が存在するなら、それを教えてあげましょう。
もしあなたが教えなければ、彼らは自分自身でその情報を探すためにどこか別の場所にいくかもしれません。
問題解決のための実践的な方法を教えてあげることができれば、あなたの会社のフォロワーは増え、新たなトラフィックを獲得することができるかもしれません。
あなたの商品やサービスを必要としそうな人はどんな人だろうか?
彼らにとってどんなチャレンジが存在するだろうか?
この回答は単なる見込み客を集めるだけにとどまりません。もしかすると、まだ見込客にもなっていない、自身の問題(ニーズ)に気づいていない人にリーチできる可能性があります。
もしそういった人の目にとまることができれば、彼らはその後あなたをフォローし始めることになるでしょう。
あなたが最近参加したセミナーやイベントは?
そこでどんな事を学んだでしょうか?
最近参加したセミナーやイベントの内容をまとめた情報を提供しましょう。あなたがその場で会話した講師や参加者との会話などもコンテンツになります。
またイベントに参加した人たちがSNSなどでハッシュタグを付けて発信している情報もコンテンツになります。
あなたが日々使っているツールやサービスは?
その素晴らしい使い方はどんなものだろうか?
あなたが普段使っているツールやWEBサービス、コンテンツを作るコツなどは読者にとって価値あるコンテンツとなるかもしれません。
そういった情報をSNSでシェアすることで、フォロワーがその投稿をシェアする可能性もでてきます。
自社のサービス(商品)が他に比べて優位性のある統計はあるだろうか?
図やイラストを使ってその統計データを見せることで、感覚的に商品の良さが伝わることになります。
具体的な数字やその根拠なども入れるとさらによいでしょう。それらの数字をブログ記事のタイトルにすることで興味深い記事になります。
ストーリー
素晴らしいマーケターは同時に素晴らしいストーリーテラーでもあります。
ここで紹介する質問には自社のオウンドメディアを起ち上げる最初の段階で応えておくべきものでしょう。
あなたが持っている個人的な視点や思考はあなたの市場においてのアドバンテージになります。
私はどうしてこの仕事が大好きなんだろうか?
これは自社やコンテンツを提供するあなた自身の情熱についてのストーリーです。あなたの情熱や理念に共感する人がいれば、彼らとの信頼関係が生まれることになります。
見込客にとってまだ満たされていないニーズはなんだろうか?
自社の商品はどんな風にそのニーズを満たすことができるだろうか?
これはダイレクトにあなたの会社のポジショニングを表すストーリーになります。顧客の事例をストーリーとして伝えることで、自社の商品が提供する価値をイメージしてもらうことができるでしょう。
自社の商品(サービス)を使うことで素晴らしい成果を手に入れたストーリーはどんなものだろう?
自社の商品を使用した顧客のサクセスストーリーはあるでしょうか?
そういったものがあれば、そのストーリーは見込客にとってあなたの商品やサービスが素晴らしいものであると確信を与えるものになるでしょう。
あなたの個人的な興味や趣味はあなたのビジネスにどんな風に関係しているだろうか?
あなたの持っている趣味や思想はあなたのビジネスにどんな風に関係しているでしょうか。もしなにかしら関連性があるのなら、そのストーリーはコンテンツになります。
有名人のストーリーや書籍、ニュースなどで読者の役にたつ話はあるだろうか?
誰もが知っている話で読者の役にたてるコンテンツはあるでしょうか?
有名人などのニュースはエンターテイメントにもなりますし、また素晴らしい教訓にもなる話が隠れているかも知れません。
自社の商品(サービス)を利用した顧客の中で予想外の素晴らしい結果がでたストーリーはあるだろうか?
顧客はその素晴らしい体験についてどのように感じただろうか?
顧客へのインタビューをすることで予想外の素晴らしい成果をあげた話が聞けるかもしれません。そういった情報を見つけることができれば、とても興味深いストーリーになります。
私が普段読んでいるのはどんなブログや雑誌だろうか?
どんな内容が多くの人の興味を引いているだろうか?
そのトピックをさらに良くするなら、なにができるだろうか?
自分が興味をもてる記事のトピックを取り上げて「こうすればもっと良い情報になるだろう」といった視点でコンテンツを作る方法もあります。
インタビュー
ブログに書く記事のネタが尽きた時にはここで紹介するようなコンテンツが役にたつことでしょう。インタビュー記事はSNSとの相性も素晴らしいのでお勧めです。
私が参考にしている書籍やブログはどれだろう?
そこからどんな内容を学んだだろうか?
あなたが参考にしている書籍やブログについての記事は読者にとっても興味深いものになるかもしれません。また可能なら著者へインタビューすることでさらに素晴らしいコンテンツができるでしょう。
私の市場で多くの人が抱えている疑問はどんなものだろうか?
SNSのフォロワーやメールマガジンの読者に対して、彼らが抱えている疑問を集めるのも良い方法です。マーケットの調査になるだけでなく、顧客との対話もできるのでさらに素晴らしいサービスを提供することにもつながるでしょう。
マーケット・リーディング
ここで紹介する質問に答えるのは少しだけ勇気がいるかもしれません。ですが、答えることで市場におけるあなたの優位性が明確になることでしょう。
マーケットを牽引するリーダーとしての明確な意見を発することで、記事を投稿した翌日にはたくさんのコメントやレスポンスがあるかもしれません。
あなたの市場で誰もが答えようとしない不都合な疑問はあるだろうか?
誰もが話したくない業界の裏側の事実を公開するというのは多くの人の興味を引く話題です。読者がその事実を知ってあなたに共感したなら強烈なファンが生まれることになるでしょう。
ほとんど誰も同意することのない、あなたが信じている事実はなんだろうか?
独創的なアイデアを記事にすることで、それについて意見やコメントをする人がクチコミを起こすことがあります。またこの質問に対する回答はあなたのユニークな立場を表すことになるでしょう。
多くの人が予想しないような業界の未来について、あなたが信じていることはなんだろうか?
この回答は見込み客や顧客があなたに対して強く信頼を寄せるきっかけになることがあります。またこういった内容に対する読者の反応はビジネスを改善していく上での大切なフィードバックにもなるでしょう。
コンテンツは無限に作り出せる
以上がネタ出しに困ったときの21の質問集でした。
ブログやメールマガジンで提供することのできるコンテンツは実際のところ、無限にあるといえるでしょう。
これらの質問を利用することで、たくさんのインスピレーションを得ることができると思います。
ぜひ素晴らしい記事を作って、見込客との素晴らしい関係を構築してください。